エース桃組 秋号

いつものようにヒラコーのみ目当てなわけですが〜★今回の「進め」は、久々に名作ではないでしょうかっ☆☆☆☆殆どお笑いゼロ★しかし、強烈にズシンと来るものがあるです☆★☆★☆★
実はぷに子、「げんしけん」って漫画は読んだことがないのです。しかし、世間とマスメディアからもっとも集中砲火を浴びたオタク世代でもあるヒラコー先生が、「じゃあ俺たちはなんだ。なんで俺たちには『げんしけん』がなかったんだ!?」と自問自答し、ヤブさんがそれに答えた瞬間…今まで紐解かれなかった何かが明らかになったような気がするのですっ☆★☆★

これについて、やはりヒラコー先生に近い世代に直接話を聞く必要を感じたため、くりぃむレモンレポートが流れて暇なお兄ちゃんに、ちょっと語ってもらうことにしました☆★☆★

「そもそも、自分よりもう少し上、平野耕太先生の世代以前にとっての『オタク』という概念は、要は海外には古くから在る「ナード」。ファッションもスポーツも嫌いで、内向的、率直にカッコ良くない人にとっての拠り所だったのです。そこでは、世間に特に意識もされず、叩かれもせず、ただ女の子からは敬遠されたるのみで(笑)、平穏に趣味に打ち込める時間がゆっくり過ごすことが出来ました。
それが壊れてしまった切っ掛けは、平野先生のおっしゃるとおり、やはり宮崎勤事件に他ならないと思います。当時、親には盛んに「お前、宮崎みたいになるんじゃないか」と言われたものです。
そこを境界とし、オタクという世界そのものも、少しづつ、でもはっきりと変容を遂げていったのです。世間の注目を集めたこともあり、雑多な種類の人たちがオタクの世界に流入してきました。その中には、今までのオタク界の常識を覆す「カッコいい人」も含まれていたのです。一種のごっこ遊びに過ぎなかったコスプレでもカッコいい人が活躍し、ひとつの文化となりました。やがてコミケでも…売り手、買い手共に「カッコいい人」、そこまで行かなくとも「普通の人」の割合が占めて行きました。
そして、「元祖オタク」世代と言える人たちによる、IT、ゲーム、アニメ界の隆盛。それらの海外での評価が高まると共に、世間(主に国とか公共機関ですが…)も無碍に扱うわけにも行かなくなっていくのです。
やがて、オタクというライフスタイル、文化のスタイルそのものは(多少の難はあれど)世間に認知され、カジュアルなものとすらなっていくのです。その結果が「げんしけん」という事なのでしょう。まあ僕も読んだことないんですが。」

なーるほど☆★☆★確かに、そのまま渋谷にでも行けちゃいそうなカッコいい男の子、女の子、コミケでも結構見ますよね☆でも、ぷに子的にはやっぱり「世間に認知されてる」とまでは感じにくい…だってだって、じゃあぷに子がオタオタオタァッ!って年がら年中いぢめられるのって、どーゆーわけ★★★???かくして、ぷに子の戦いも続くのれす★☆★☆