「ただ従来在るべきモノが失われるだけだとしたら?」by あびゅうきょ

http://www.ne.jp/asahi/abyu/abe/nikki0404.html

14日参照。

あびゅうきょ氏の思考って、ネガティブ方面に向かうと際限なく想像が広がっていくので、話半分にしか受け取れないのですが、それでも「減っていくことが当たり前の世の中になる」とは、確かにうなずける話かもしれません★★★。
士郎正宗押井守が、攻殻機動隊で明確に提示した「技術にすりよっていく世界」★これを現在では「進化」と呼んでしまっていて、インターネット、液晶テレビ、HDDレコーダー等等、これからもどんどん物質文明は豊かになっていくという信仰は未だ根強いと思うのですが、経済的危機は以前続き、東京都の出生率が1.0パーセントを割り(ソース:探偵ファイル)、地球環境が危機的な状況に陥っている今、それらの恩恵にあずかれるのは、一部の富族階級だけ…という時代は来るかもしれませんし★
「それはそれでいいよ。あるもので楽しむから」と考える人も多いかもしれません★ぷに子も正直そう思いたいです★しかし、それを後悔したくなるほど、これからの一定ライン以下の人たちの生活レベルというのは、私的(所有物、衣食住)にも、公的(公園とかショッピングセンターとか映画館とか)にも下がっていくのではないか★そんな予感がするのは、ぷに子が最近「GHOST IN SHELL」の、あのスラムの街並みを見すぎているからでしょうか★★★???

今回のパ・リーグの廃止騒ぎは、まさに「公的」な生活レベルの低下の序章であるような気は、確かにします★人気の違いから「セ・リーグだけあれば十分だろ」という人もいるでしょうが、そう割り切っちゃうには、パ・リーグの存在は大きすぎます…★★★
この方の日記には、こうして時折ハっとさせられるので、読むのを止められません★★★