けだもののように 完結編 1〜10(渋蔵)

総集編が出てからね☆どうせ同じなんだから☆総集編で☆…と、貧乏なぷに子は今まで我慢してましたが…だめだぁぁぁぁ☆★☆★ぬうぉ〜☆★☆★☆★買ってしまいましたぁ☆合計2000円也☆★☆★☆★

おおざっぱな概要とかは、ググるとすぐ出てくると思うんで、各自調べてください☆太田出版から商業ルートに乗っている「学園編」しか知らない人にとっては、きっと明るい作品というイメージがあるでしょう。しかし忘れちゃいけません、この作品は同人でず〜っと続きがあるのです☆そしてその続きでは、渋蔵氏の本来のPN、比古地朔也のお家芸とも言える、胸をぐいぐい締め付けてくるような展開が待ち受けているのです〜☆
氏の話題作「神様ゆるして」でも描かれていた、あの生々しすぎる生活観。それがこの完結編にきて、強烈にフラッシュバックしてきてます。これを考えると、前の「東京編」など甘かった。まだまだ全然甘かった。だってマキさんなんだかんだで恵まれているんですもの。

夏に最終巻が発表されるそうです。どういう結末を迎えるのか、今は全く見当がつかないです。だけど恐らく最終巻が出たら、最初から最後まで何回も何回も読み返し、この作品の本質をつかみなおさなければいけないと考えています。よっぽど間抜けな締めくくりにしない限り、この作品は既に「名作」決定でしょう☆
でもってね、完結した暁には、頼むから「東京編」も「完結編」も商業ルートで出版されて欲しいです。これだけの作品がもし同人どまりで終わってしまったら、あまりに悲しすぎますよ★これは、世の多くの人に、意義を問われるべき作品だと思います☆